ワード「両端揃え」と「左揃え」は何が違うの?

Wordを使っているとよく「左揃えと両端揃えの違いがよくわからない」との質問を受けることがあります。

Wordの機能のひとつ、「文字の配置」を設定する種類には「左揃え」「中央揃え」「右揃え」「両端揃え」というのがあります。

行内で文字をどの位置に配置させるかを設定するボタンですね。

配置ボタン

確かに「左揃え」にしても「両端揃え」にしてもいまいち違いがなさそうな感じがします。

(Word2003では「左揃え」はなく、「両端揃え」「中央揃え」「右揃え」のみです)

※画像はWord2013です。

 

では、謎解きをしていきましょう

 

Wordの初期設定では1行に40文字入力できるようになっています。当然ながら1行に収まらない文字は次の行に自動的に送られます。

「左揃え」の例を見てみましょう。(※わかりやすいように行を選択しています)

左揃え:例行によっては右側に余計な空間が空いてしまっています。

ではこれを「両端揃え」にしてみましょう。

両端揃え:例すると文字が次の行に送られたために出来てしまった空間をバランスよく埋めてくれています。

「両端揃え」では40文字以上入力すると行の両端が合わされ、自動的に文字の間隔を調整してくれるので「両端」がキレイに揃うのです。

それに対し「左揃え」はあくまで「左」から文字を入力していくだけで、文字の間隔を自動的に調整してくれる訳ではないんですね。

 

当然、両端が揃った方が見栄えが良いのでWordでは「両端揃え」が初期設定されているという訳です

いかがですか?

 

「両端揃え」と「左揃え」、もう使い分けられますね(^^)